【2021/9/20実施】AWS Certified Cloud Practitioner 模擬試験(基本レベル①)結果
AWS Certified Cloud Practitioner 模擬試験(基本レベル①)
2021/9/20実施
1. 結果
1回目:不合格 55%正解(36/65)
2. 不正解のキーワードと関連語句
- Amazon CloudWatch(モニタリングサービス、ダッシュボード、メトリクス)
- AWS マネジメントコンソール(AWSリソース管理)
- AWS Systems Manager(インフラ可視化、インフラ制御)
- セキュリティグループ(ファイアウォール、インスタンスごと)
- ネットワークACL(ファイアウォール、サブネットごと、インバウンド、アウトバウンド)
- ルートテーブル(VPC の各サブネット、ネットワークトラフィックの経路を判断)
- AWS Database Migration Service(DMS、データベース移行)
- AWS Server Migration Service(SMS、サーバ移行)
- AWS Application Discovery Service(データセンター移行、情報収集)
- AWS Schema Conversion Tool(SCT、データベーススキーマ変換)
- EBS(ブロックストレージ、EC2からアタッチ、スナップショット、S3に保存、増分バックアップ、ブロック単位で圧縮、インターネットからの接続不可)
- Amazon Elastic File System(EFS、ファイルストレージ、複数EC2からアタッチ可、インターネットからの接続不可)
- S3、Glacier(オブジェクトストレージ、複数EC2からアクセス可、インターネットからの接続可)
- マルチAZ構成(高い稼働率、99%以上のSLA、ホットスタンバイ、データ冗長化、コスト2倍)
- マルチリージョン展開(災害対応、ホットスタンバイ、ウォームスタンバイ)
- オートスケーリング展開(可用性、高い稼働率には不十分)
- リードレプリカ(Amazon RDS、マルチAZ構成→特定リージョン指定→スタンドアロンのDBインスタンスに昇格→災害復旧改善、可用性、耐久性、パフォーマンス改善、コスト最適)
- インターネットゲートウェイ(VPCコンポーネント、ルートテーブル、ネットワークアドレス変換)
- リージョン設置(S3、DynamoDB、Route53、IAM、Direct Connect、CloudFront、WAF、Shield、Trusted Advisor、Artifact、AWS Personal Health Dashboard)
- オートスケーリング(設定不要S3、設定必要EC2, ECS, RDS)
- Amazon Aurora(MySQLおよびPostgreSQL互換、自動バックアップ有効、バックアップ保持期間はDBクラスターによって管理、バックアップはパフォーマンスに影響を与えない)
- Amazon Athena(Amazon S3 内のデータを標準 SQL を使用して簡単に分析)
- VPC(仮想ネットワーク、カーブアウト)
- Amazon RDS(高速パフォーマンス、高可用性、6つのデータベースエンジンから選択)
- Amazon ElastiCache(NoSQL型、インメモリDB、Redis、Memcached)
- Amazon EMR(ビッグデータフレームワーク、クラスターフレームワーク、ビッグデータ処理にクエリを利用した処理可能)
- Amazon Redshift(データウェアハウス、リレーショナルデータベース、データ解析のみに特化、データ処理不可)
- Amazon DynamoDB(NoSQL型)
- AWS Organizations(アカウント作成を自動化、グループ作成、ポリシー適用、必要なAWSサービスへのアクセスのみ許可)
- IAM(アカウントを作成・管理、自動化できない、グループ作成できない)
- Infrastructure as a service(IaaS、ハードウェアまで提供)
- Platform as a Service(PaaS、ハードウェア+ミドルウェアまで提供)
- Software as a service(SaaS、ハードウェア+ミドルウェア+アプリケーションまで提供)
- Desktop as a Service(DaaS、仮想デスクトップサービス)
- Amazon マシンイメージ(AMI、EC2インスタンスの起動、OS選択、EC2バックアップ、スナップショット、ゴールデンイメージ、AMI共有、リージョン移動)
- Amazon S3 Transfer Acceleration(エッジロケーション利用、クライアントと S3バケット間、長距離ファイル転送)
- S3マルチパートアップロード(大きなファイルを複数分割、 S3バケットにアップロード)
- S3パブリックアクセス(S3内に保存したオブジェクトを公開)
- AWS WAF(一般的なウェブの弱点から保護、ウェブアプリケーションファイアウォール、トラフィック通信を検査)
- AWS GuardDuty(AWS アカウントとワークロードを監視、悪意のあるアクティビティや不正なアクティビティから保護)
- AWS Shield(分散サービス妨害DDoSに対する保護サービス)
- Amazon Inspector(EC2インスタンス分析、脆弱性チェック、ルールパッケージ、評価テンプレート、AWSにデプロイしたアプリケーションのセキュリティとコンプライアンス向上)
- Amazon Simple Workflow(Amazon SWF、ワークフロー管理アプリケーション、現在はStepFunctions)
- AWS Config(AWSリソースの設定を評価・監査・審査、構成変更管理、履歴管理、スナップショット)
- ELB - Application Load Balancer(ALB、HTTP, HTTPS トラフィックの負荷分散に最適、WEBアプリケーションに利用)
- ELB - Network Load Balancer(NLB、TCP, UDP, TLSのトラフィックの負荷分散に最適、超低遅延)
- ELB - Classic Load Balancer(CLB、複数のEC2インスタンスの基本的な負荷分散)
- ELB - Gateway Load Balancer(GLB、セキュリティ、ネットワーク分析、サードパーティーのアプライアンスを操作するのに最適)
- AWS Lambda(コンピューティングサービス、サーバレスアプリケーション)
- キーペア(パブリックキーとプライベートキー、Amazon EC2インスタンスに接続)
- 初めからマルチAZ構成のフォールトトレランス(Amazon S3、Amazon DynamoDB)
- ユーザが指定してマルチAZ構成のフォールトトレランス(Amazon RDS、 Amazon ElastiCache)
- RDSにおいてプライマリデータベースが応答しない場合に自動フェールオーバーを実行する(マルチAZ構成)
3. まぐれ正解のキーワードと関連語句
- 多要素認証(MFA、セキュリティ強化、IAMユーザーまたはAWSアカウントのルートユーザーに対して MFAを有効にできる)
- Amazon CloudWatch Logs(EC2インスタンス、AWS CloudTrail、Route 53、およびその他のソースのログファイルを監視、保存、アクセス)
- VPCフローログ(VPCのIPトラフィック情報をキャプチャ)
精読「AWS Certified Cloud Practitioner 試験(CLF-C01)ガイド」
AWS Certified Cloud Practitioner 試験 (CLF-C01) ガイド
1. 推奨されるAWSに関する知識
2. 試験の範囲外とみなされるもの
- コーディング
- クラウドアーキテクチャの設計
- トラブルシューティング
- 実装
- 移行
- 負荷テストおよびパフォーマンステスト
- ビジネスアプリケーション(Amazon Alexa、Amazon Chime、Amazon WorkMail など)
3. 採点対象外の内容
スコアに影響しない採点対象外の設問が15問含まれている
4. 出題比率
5. 試験内容
第 1 分野: クラウドのコンセプト
1.1 AWS クラウドとその価値提案を定義する
・ 以下を含む AWS クラウドの利点を定義する。
セキュリティ
信頼性
高可用性
伸縮性
俊敏性
従量性の料金体系
スケーラビリティ
世界展開
規模の経済性
・ AWS クラウドを利用することでビジネス価値に集中できる方法を説明する
技術リソースをインフラストラクチャ管理から解放して収益創出活動に充てられる
1.2 AWS クラウドの経済性の側面を特定する
・ 総所有コスト (TCO) 提案の一部となる項目を定義する
運用維持費 (OpEx) の役割を理解する
資本的支出 (CapEx) の役割を理解する
オンプレミスの運用に関連する人件費を理解する
クラウドへの移行に伴うソフトウェアライセンスコストの影響を理解する
・ クラウドへの移行でコスト削減が見込まれる業務を特定する
適切な規模のインフラストラクチャ
オートメーションのメリット
コンプライアンスの範囲を縮小 (レポート作成など)
マネージドサービス (RDS、ECS、EKS、DynamoDB など)
1.3 各クラウドアーキテクチャ設計原則を説明する
・ 設計原理を説明する
Design for failure
コンポーネントの疎結合とモノリシックアーキテクチャの比較
クラウドおよびオンプレミスでの伸縮性の実現
並列で考える
第 2 分野: セキュリティとコンプライアンス
2.1 AWS の責任共有モデルを定義する
・ 責任共有モデルの要素を認識する
・ AWS でのお客様の責任を説明する
使用するサービス (RDS、Lambda、EC2 など) に応じて、お客様の責任がどのように変化するかを説明する
・ AWS の責任について説明する
2.2 AWS クラウドのセキュリティとコンプライアンスの概念を定義する
・ AWS コンプライアンス情報の入手先を特定する
認識された利用可能なコンプライアンス制御のリストの場所 (HIPPA、SOC など)
AWS のサービスによってコンプライアンス要件が異なることを認識する
・ お客様が AWS でコンプライアンスを達成する方法について大まかに説明する
AWS での異なる暗号化オプションを特定する (転送中、保管時など)
・ 特定のサービスで AWS での暗号化を誰が有効にするのかを説明する
・ 監査とレポートに役立つサービスがあることを認識する
監査およびモニタリング用のログが存在することを認識する(ログを理解する必要はありません)
Amazon CloudWatch、AWS Config、AWS CloudTrail を定義する
・ 最小権限アクセスの概念を説明する
2.3 AWS アクセス管理機能を特定する
・ ユーザー管理およびアイデンティティ管理の目的を理解する
アクセスキーとパスワードポリシー (ローテーション、複雑さ)
Multi-Factor Authentication (MFA)
AWS Identity and Access Management (IAM)
• グループ/ユーザー
• ロール
• ポリシー、マネージドポリシーとカスタムポリシーの比較
root アカウントの使用が必要なタスク
ルートアカウントの保護
2.4 セキュリティサポートリソースを特定する
・ さまざまなネットワークセキュリティ機能があることを認識する
ネイティブの AWS のサービス (セキュリティグループ、ネットワーク ACL、AWS WAF など)
AWS Marketplace のサードパーティー製セキュリティ製品・ ドキュメントがあること、またどこにあるかを認識する
(ベストプラクティス、ホワイトペーパー、公式文書など)
AWS ナレッジセンター、セキュリティセンター、セキュリティフォーラム、セキュリティブログ
パートナーシステムインテグレーター
・ セキュリティチェックが AWS Trusted Advisor のコンポーネントであることを知る
第 3 分野: テクノロジー
3.1 AWS クラウドでのデプロイと運用方法を定義する
・ AWS クラウドでのプロビジョニングと運用のさまざまな方法を大まかに特定する
プログラムによるアクセス、API、SDK、AWS マネジメントコンソール、CLI、Infrastructure as Code
・ さまざまな種類のクラウド導入モデルを特定する
クラウド/クラウドネイティブでフルクラウド化
ハイブリッド
オンプレミス
・ 接続オプションを特定する
VPN
AWS Direct Connect
パブリックインターネット
3.2 AWS のグローバルインフラストラクチャを定義する
・ リージョン、アベイラビリティーゾーン、エッジロケーション間の関係を説明する
・ 複数のアベイラビリティーゾーンを使用して高可用性を実現する方法を説明する
高可用性は複数のアベイラビリティーゾーンを使用することで実現されることを覚えておく
アベイラビリティーゾーン間では単一障害点が共有されていないことを認識する
・ どのような場合に複数の AWS リージョンの使用を検討すべきかを説明する
災害対策/ビジネス継続性
エンドユーザーにとっての低レイテンシー
データ主権
・ エッジロケーションのメリットを大まかに説明する
Amazon CloudFront
AWS Global Accelerator
3.3 AWS の主要なサービスを特定する
・ AWS のサービスのカテゴリ (コンピューティング、ストレージ、ネットワーク、データベース)について説明する
・ AWS のコンピューティングサービスを特定する
さまざまなコンピューティング製品群があることを認識する
コンピューティングを提供するさまざまなサービス (AWS Lambda とAmazonElastic Container Service (Amazon ECS) の比較、または Amazon EC2 など)
を認識する
伸縮性は Auto Scaling によって実現されることを認識する
ロードバランサの目的を特定する・ さまざまな AWS ストレージサービスを特定する
Amazon S3 について説明する
Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) について説明する
Amazon S3 Glacier について説明する
AWS Snowball について説明する
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) について説明する
AWS Storage Gateway について説明する
・ AWS のネットワークサービスを特定する
VPC を特定する
セキュリティグループを特定する
Amazon Route 53 の目的を特定する
VPN、AWS Direct Connect
・ さまざまな AWS データベースサービスを特定する
「データベースを Amazon EC2 にインストール」と「AWS マネージドデータベース」の比較
Amazon RDS を特定する
Amazon DynamoDB を特定する
Amazon Redshift を特定する
3.4 テクノロジーサポートリソースを特定する
・ ドキュメント (ベストプラクティス、ホワイトペーパー、AWS ナレッジセンター、フォーラム、ブログ) があることを認識する
・ AWS サポートのさまざまなレベルと範囲を特定する
AWS の不正使用
AWS サポートケース
プレミアムサポート
テクニカルアカウントマネージャー
・ 独立系ソフトウェアベンダーやシステムインテグレーターを含むパートナーネットワーク(マーケットプレイス、サードパーティー) があることを認識する
・ プロフェッショナルサービス、ソリューションアーキテクト、トレーニングと認定、Amazonパートナーネットワークなど、AWS のテクニカルサポートと知識のソースを特定する
・ AWS Trusted Advisor 使用するメリットを特定する
第 4 分野: 請求と料金設定
4.1 AWS のさまざまな料金モデル (オンデマンドインスタンス、リザーブドインスタンス、スポットインスタンスの料金設定など) を比較対照する
・ オンデマンドインスタンスの料金設定に最適なシナリオを特定する
・ リザーブドインスタンスの料金設定に最適なシナリオを特定する
リザーブドインスタンスの柔軟性を説明する
AWS Organizations におけるリザーブドインスタンスの動作について説明する
・ スポットインスタンスの料金設定に最適なシナリオを特定する
4.2 AWS の請求と料金設定に関連したさまざまなアカウント構造を認識する
・ 一括請求が AWS Organizations の機能であることを認識する
・ 複数のアカウントが部門間のコスト配分にどのように役立つかを特定する
4.3 請求に関するサポートに利用できるリソースを特定する
・ 請求に関するサポートと情報の入手方法を特定する
Cost Explorer、AWS コストと使用状況レポート、Amazon QuickSight、サードパーティーパートナー、AWS Marketplace ツール
請求サポートケースを開く
AWS エンタープライズサポートプランのお客様向けのコンシェルジュの役割
・ AWS のサービスの料金設定に関する情報の入手先を特定する
AWS 簡易見積りツール
AWS のサービスの製品ページ
AWS Pricing API
・ アラーム/アラートが存在することを認識する
・ コスト配分でのタグの使用方法を特定する
6. 重要語句
主要なツール、テクノロジー、概念
・ API
・ Cost Explorer
・ AWS のコストと使用状況レポート
・ AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)
・ Elastic Load Balancing
・ Amazon EC2 のインスタンスタイプ (リザーブド、オンデマンド、スポットなど)
・ AWS のグローバルインフラストラクチャ (AWS リージョン、アベイラビリティーゾーンなど)
・ Infrastructure as Code (IaC)
・ Amazon マシンイメージ (AMI)
・ AWS マネジメントコンソール
・ AWS Marketplace
・ AWS Professional Services
・ AWS Personal Health Dashboard
・ セキュリティグループ
・ AWS Service Catalog
・ AWS サービスヘルスダッシュボード
・ サービスクォータ
・ AWS ソフトウェア開発キット (SDK)
・ AWS サポートセンター
・ AWS サポートレベル
・ 仮想プライベートネットワーク (VPN)
AWS のサービスと機能
アナリティクス:
・ Amazon Athena
・ Amazon Kinesis
・ Amazon QuickSight
アプリケーション統合
・ Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
・ Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)
コンピューティングおよびサーバーレス:
・ AWS Batch
・ Amazon EC2
・ AWS Elastic Beanstalk
・ AWS Lambda
・ Amazon Lightsail
・ Amazon WorkSpaces
コンテナ:
・ Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)
・ Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)
・ AWS Fargate
データベース:
・ Amazon Aurora
・ Amazon DynamoDB
・ Amazon ElastiCache
・ Amazon RDS
・ Amazon Redshift
デベロッパー用ツール
・ AWS CodeBuild
・ AWS CodeCommit
・ AWS CodeDeploy
・ AWS CodePipeline
・ AWS CodeStar
カスタマーエンゲージメント:
・ Amazon Connect
管理、モニタリング、ガバナンス:
・ AWS Auto Scaling
・ AWS Budgets
・ AWS CloudFormation
・ AWS CloudTrail
・ Amazon CloudWatch
・ AWS Config
・ AWS のコストと使用状況レポート
・ Amazon EventBridge (Amazon CloudWatch Events)
・ AWS License Manager
・ AWS マネージドサービス
・ AWS Organizations
・ AWS Secrets Manager
・ AWS Systems Manager
・ AWS Systems Manager Parameter Store
・ AWS Trusted Advisor
ネットワークおよびコンテンツ配信:
・ Amazon API Gateway
・ Amazon CloudFront
・ AWS Direct Connect
・ Amazon Route 53
・ Amazon VPC
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス:
・ AWS Artifact
・ AWS Certificate Manager (ACM)
・ AWS CloudHSM
・ Amazon Cognito
・ Amazon Detective
・ Amazon GuardDuty
・ AWS Identity and Access Management (IAM)
・ Amazon Inspector
・ AWS License Manager
・ Amazon Macie
・ AWS Shield
・ AWS WAF
ストレージ:
・ AWS Backup
・ Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)
・ Amazon Elastic File System (Amazon EFS)
・ Amazon S3
・ Amazon S3 Glacier
・ AWS Snowball Edge
・ AWS Storage Gateway
視聴メモ「Animation ブループリントの使い方を学ぼう!」
今回のメモの範囲(Start ~ End)
※ UE4(4.25.0)の初心者向け動画を視聴して、UE5(5.0.0早期アクセス)の学習をします
※ 全内容のメモではありません 学習者は元動画の視聴を強くお勧めします
※ 略記 UE = Unreal Engine , BP = Blueprint
Agenda
1. UEのアニメーション機能について 基本編
下記のそれぞれのアセットで管理される
- Skeletal Mesh・・・3DCGモデル
- Skeleton・・・ボーン(骨)
- Animation Sequence・・・アニメーション
Skeletonが中心になってSkeletal Mesh、Animation Sequenceと結びつく
AnimationブループリントもSkeletonと結びつく
2. Animationブループリントについて
- イベントグラフ
- アニメーショングラフ(AnimGraph)
- ステートマシン
以下、参考資料
機能別サンプル Maps/Animationレベル
3. サードパーソンのAnimationブループリント解説
3.1. Animationブループリント確認方法
- サードパーソンBPを表示する
- コンポーネントタブからMeshコンポーネントを選択する
- 詳細パネルのアニメーション項目のAnim ClassにAnimation BPが設定されている
- Anim Classの虫眼鏡をクリックするとコンテンツブラウザ上でAnimation BPファイルが選択される
- Animation BPをダブルクリックするとアニメーションエディタにAnimation BPが表示される
Animation BPはMeshコンポーネントのプロパティで設定されているのみで
サードパーソンBPに特別な処理は書かれていない
# UE4.14より前はアニメーションエディタは「ペルソナ」という名称だったらしい
# 名残でペルソナと表現されることもあるみたいなので覚えてくといいかも
3.2. アニメーションエディタ概要
- スケルトンエディタ
- スケルタルメッシュエディタ
- アニメーションエディタ
- アニメーションブループリントエディタ
- 物理エディタ
アニメーションブループリントエディタではアニメーションをプレビュー表示できる
3.3. イベントグラフ
3.3.1. イベントBlueprint Update Animationノード
Animation BPには、イベントBlueprint Update Animationノードが配置されている
Tickと同様なタイミングで起動するが、Animationを停止させたときは起動しない
3.3.2. Try Get Pawn Ownerノード
サードパーソンキャラクターBPの情報を取得する
サードパーソンキャラクターの今の状況を元に、後続の処理を行う
サードパーソンキャラクターの情報を取得できなかった場合に
エラーにならないようにisValidノードで情報の有無をチェックしている
# ゲームを実行していないときはサードパーソンキャラクターの情報は取得できない
# ゲーム実行中は基本的に取得できない状況はないはずだが予想外のエラーに備えてチェックしておく
3.3.3. Get Movement Componentノード
Try Get Pawn Onwerノードの戻り値(サードパーソンキャラクターBPの情報)から
Get Movement Componentの情報を取得する
空中にいるかどうかの情報を取得したい場合、さらにisFallingノードをリンクする
3.3.4. Get Velocityノード
キャラクターが移動している「速さ=Velocity」を取得する(ベクトルの向きと長さ)
ベクトルの長さ(速度)を取得したい場合、さらにVectorLengthノードをリンクする
3.4. アニメーショングラフ(AnimGraph)
出力ポーズは最終的な結果
IKなどの補正ノードを挟むことができる
3.5. ステートマシン
遷移ルールのトランジション項目の「双方向」はサポートされていない
双方向にしたい場合は、新たに逆方向の遷移ルールを追加する
Time Remainigノード・・・アニメーションの残り時間を判断し、遷移ルールの一部として使用可能
遷移ルールのブレンド設定の継続時間を適度な値に設定することで
次のアニメーションへのつなぎ目を自然に見せる(0にするとカクつく)
# 遷移ルールはトランジションルールともいう
4. Tips
4.1. ブレンドスペースノード
ブレンドスペースの作成方法は以下
Shiftキーを押しながらマウスを動かすとプレビューポイントを動かせる
アセット詳細パネルの水平軸項目からグリッドを調整可能
4.2. ボーン毎のレイヤーブレンドノード
ボーン毎に異なるアニメーションを設定したい場合に利用する
- アニメーショングラフにボーン毎のレイヤーブレンドノードを追加
- コンフィグ項目 -> Layer Setup -> インデックス[0] -> Branch filtersで追加を選択
- Branch filters -> インデックス[0] -> Bone Nameにフィルタリングするボーン名を指定
# 上半身と下半身で異なるアニメーションにするとか、銃を握ったまま走るという場合に利用する
4.3. アニメーションの通知
アニメーション再生ノードをダブルクリックするとアニメーションエディタが起動する
アニメーションエディタでアニメーションの任意のタイミングに通知を設定できる
通知のタイミングで音を鳴らしたりパーティクルを表示したりできる
4.4. 注視点(Look at)ノード
特定のボーンを指定の位置に向かせる
- アニメーショングラフに注視点ノードを追加
- ターゲット項目のLook at Locationで「ピンとして公開」を選択
- Look at Locationを変数化しておくとプレビューで値を指定できるようになるのでおススメ
- スケルタルコントロール項目のBone to Modifyから任意のボーンを選択
- ターゲット項目のLook at Targetから任意のボーンを選択
# Look at Targetが空だとプレビューには反映されるがゲームプレイに反映されなかった
# rootを指定したらゲームプレイにも反映された